お客様のところで、今まで使っていなかったデスクトップパソコンを復活させるというので協力してきました。
WindowsはXP、まだまだ使えます。
サービスパックが2だったので、これはSP3にアップデート。
さすがに2では問題ありあり。
主な使用目的は、他のパソコンで作った教材を子供たちに見せるだけ、なのでOfficeのビューワ類やAdobeのリーダやフラッシュ、Java等を入れて使えるようになりました。
ところが、画面表示がすご~く遅い。
これは明らかにメモリ不足。
どれどれ、と見てみたら、なんと128Mbしかない!
古いパソコンなので、メモリの企画はDDR400
では、ここでメモリモジュールの種類と企画についておさらいです。
メモリモジュールは、デスクトップ用(DIMM)とノートパソコン(S.O.DIM)で大きさが違います、物理的な大きさですね。
最近の一体型のデスクトップパソコンでは、ノート用のを使っているのもありますが。
今主流のメモリは、DDR3です。
その前がDDR2、その前がこのパソコンで使われているDDRです。
そしてめんどくさい事にチップ企画ってのと、モジュール企画ってのがあるんです。
だからメモリを見るとPC-3200とか、DDR400とか書いてあって、大抵はどちらか片方しか書いてないんです。
そして売っている方もどちらかしか書いてない事が多いので、どれだかわかんなくなっちゃいます。
ここは、少ない数字の約8倍と覚えておきましょう。
同じDDRであれば上位互換なら動くけど、稀にきっちり同じでないとエラーメッセージを出して動いてくれないパソコンもあるので、間違えないようにしないとね。
チップ規格 |
モジュール規格 |
DDR3-800 |
PC3-6400 |
DDR3-1066 |
PC3-8500 |
DDR3-1333 |
PC3-10600 |
DDR3-1600 |
PC3-12800 |
DDR3-1866 |
PC3-14900 |
DDR3-2133 |
PC3-17000 |
DDR3-2400 |
PC3-19200 |
DDR3-2666 |
PC3-21333 |
それともう一つ大事な記憶容量。
これが少ないと画面の表示が遅~い、なんてことになります。
でもこの記憶容量のMaxは、パソコンによって違うのです。
ほとんどのパソコンは、最大容量のメモリを入れて売ってないので、買い足してあげないとね。
それにしてもこの128Mbは、少な過ぎ。
このパソコンのMaxは、1Gb(1024Mb)でした。
だからたったの8分の1しか入っていなかったことになります。
せこ~!!